男子決勝戦
＝戦評＝
1セット目、序盤はどちらも連続得点ができず一進一退が続いたが、中盤以降、比叡山
高校は近江高校の攻撃に対して的をしぼることができず、
いつもの粘りが発揮できない中、近江高校はブロックポイント、サービスエースなどで
一気に流れをつかみ、近江高校が25ー13で1セット目をとった。
2セット目、序盤は1セット目の流れのまま近江高校のリードが続いたが、中盤、珍しく
近江高校のローテーションミスがあり、それに乗じて比叡山高校が
ブロックで連続ポイントをあげ、その後の長いラリーを打ち切り、流れを引き寄せかけ
たが、大事なところで比叡山高校の些細なミスが重なり、
流れを失ったまま終盤へ突入、そのまま近江高校が突き放し、25ー19で勝利した。
インターハイベスト8、本国体出場の主力メンバーを擁する近江高校が、堅い守備から
確実に攻撃へとつなぐバレーボールを展開し、貫禄の勝利であった。
文責・鈴木久子（彦根東高校）
熱戦の模様（ベスト８以上）
